最終日の午後は自由行動です。取引先の台湾店舗に行く人、問屋街でお土産を探す人、仕事で使う提灯や古い道具を買いに行く人と、バラバラな中、私は街を無計画に目的も無くぷらぷら。
でもこのプラプラで内外装がとても素敵なお店をみっけ。気になった店舗についてご報告~。

KeyWord は「本」。

讀人館 READERS`HOUSE

1 軒目の「READERS`HOUSE」は本がたっぷり読めるカフェ かと思いましたが、本屋さんと会員制の貸し部屋のようです。 古い建物をリノベーションしていて、とても雰囲気が良かった。 私が行った日は日曜でお休みのようでしたが(ドアに張り付いて 中をじろじろ見てみました)、帰って来て調べてみたら 1920 年代 の建築物だったようで、古い映画を思い出させるとても素敵な 外観でした。台湾はこうした、古き良き時代を感じさせるお店の 内外装がとても良かったなー。

www.readers.tw/

行冊 WALKINGBOOK

「ひと抱えの木もごく小さな細い枝から生まれ、 九層の高き台もその始めは極めて少しの土の積み上げから成る。
千里の道も一歩から。」 ← concept 文から

2 軒めの「WALKINGBOOK」。上の階には行かなかったけど、 上に本があったのですねー。下調べをしてないと後で「行けば 良かった」「買えばよかった」的なこともありますが、このお店は 入り口で既に周辺のお店と明らかに違う雰囲気を醸し出し、1階 だけでもとても素敵でした。 本に目と足の生えたロゴマークも◎。

walkingbook.tw/en/

クラシックなスタイルが人気のようです。

Heritage&Barber

そして、ここもお洒落でした、Heritage&Barber。
とてもクラシックな散髪屋さん。
スタッフはおヒゲの紳士。世界中で散髪やさんが人気の模様。 ぜひここの FB の写真みてみて。

台北で一番新しくて(訪問時点で (^_^;))大人気の商業施設 誠品生活

誠品生活 南西店

蔦屋書店が参考にしたと言われる「誠品書店」の最新店舗: 誠品生活 南西店。 今年の9月30日にオープンしたばかりだった最新店舗です。 中山駅近く新光三越の隣のこちら。(←ガイド本にもまだ載って なかったけど、帰って来てあの店良かったなーって検索かけたら、 有名 誠品生活の最新店舗だった。地下には猿田彦珈琲や丸亀製麺 が入っていたのはご愛嬌。 誠品生活は来年、コレド室町テラスへの出店が決定したそうです。 おたのしみに~。

神農市場 MAJI

ナチュラルで体に良いことや、作り手のこだわりがあるといった ことに価値を見出す消費スタイルは台湾でも支持されていました。 ここ神農市場は台北で大人気のナチュラルスタイルのカフェを併設 したグローサリーショップ。誠品生活の店舗の中でも、特に混んで いた気がします。入り口に果物と道具類を一緒にもりもりしている 様子は日本の VP の作り方と一緒ですね。 こちらの本店は前夜、台南帰りにアートを見に行った地下鉄圓山 駅前にある複合施設「MAJI MAJI 集食行楽」の中にありました。

そしてこれはおまけ。街歩きで見つけた手書きメッセージ。
左方向に入り口のある印刷会社?デザイン事務所?の窓に貼ってあったコレ。
とてもよい雰囲気を醸し出しておりました。入り口ベル押してね~的な。
台湾デザイン、ナイス。

台北の朝は外で朝食を。

みんなは AIRBNB に宿泊していましたが、2 段ベットに泊まる勇気が出ず(アワワ)別行動を。Roaders Hotel はカジュアル ですが、細部にデザイン処理がされた内装や備品、フロントも壁に映画を映していたりエアホッケーやダーツがあったりして、 とても良いホテルでした。ホテルのある西門周辺(台北の原宿?)には美味しい珈琲ショップや、朝食のトレンドで、人気の サンドイッチ屋さんなどもあり、とても便利で快適。みんな朝早くから、外で朝食を食べる様です。夜も遅い時間まで開いてる 食堂も多く、いつ休むんだろうか?とちょっと心配になる程ですが、台湾の食堂は朝から晩まで活気にあふれています。

おかゆにサンドイッチ、珈琲も。街角で朝食三昧

8時に行列のできるサンドイッチやさん。
一つ50元。

cama cafe は台北でも人気の珈琲店。焙煎した豆も売ってるし 中で珈琲も飲めるスペースがあります。テイクアウトする人も 多い。珈琲豆の価格は他の食べ物に比べると結構高め。 店頭に座ってる白いキャラクターは、かわいいとは思えず(笑)。

朝から開いてる食堂。お窯の中はおかゆかな?

朝から開いてる食堂。お窯の中はおかゆかな?

Roaders Hotel 外壁は荒いコンクリートそのまま。

Roaders Hotel 外壁は荒いコンクリートそのまま。

フロント辺り

フロント辺り

文/北川貴子